【実録】ファザコンに育った妙齢の女の恋愛傾向と問題と克服対策を考える
こんばんは、よしえです。
突然ですが私の家族はとても家族仲がいいです。
家族構成は娘二人と両親なのですが、姉妹は二人とも成人してからも、家を出てからもしょっちゅう実家に帰るし、旅行も行くし、田舎にも帰ります。
なんならお父さんと二人で買い物もデートもできます。
それも「大人になった今だから」ではなく、小学生〜高校生の思春期時代も今とほぼ変わらず仲の良い家族でした。
大きくなるにつれて自覚するファザコン
これがあまり普通のことじゃないのか?と気づいたのは中学くらいの時。
友人に「お父さんと二人で映画見に行くし買い物行くよ」という話をしてて、怪訝な顔をされたあたりからでした。
なるほど、思春期の女の子はお父さんを毛嫌いするらしいと学んだわたしは、友人たちに父との仲の良さをしゃべるのをやめることにしました。父と仲良くするのをやめるのではなく。
父は親であり、親友であり、アッシーくんであり、尊敬できる人
私の父は会社勤めの頭が冴えて、手先が器用で、趣味が豊富な人。
父がわたしの宿題を手伝うこともあれば、父の趣味に付き合わされることもある。わたしの洋服の買い物に付き合わせることも。でも嫌な顔一つせずに付き合ってくれる人。
思春期を「親に反抗する」のとは別方向にこじらせて、引きこもった時も父はわたしに根気よく付き合ってくれ、外に連れ出してくれる存在でした。
洗濯物を一緒に洗濯して欲しくないだとか、加齢臭が臭いだとか、そういう感情を感じたことがありません。
父と仲がいいことは「体裁としても良い」から、治らない
さて、男性がマザコンであることはあまり世間からはよく見られないことが多いです。しかし「娘は父親のことが嫌い」であることが過去の日本では普通でした。最近はわたしのような女性も多いのではないかとおもいますが。
そのせいか、父娘の間において「父と仲がいい娘」というのは良い家庭、良い娘として扱われることが多いです。
なのでこれでいいんだな、間違ってないんだな、と思い治そうという気がおこりません。
これがのちにめんどくさいことになるのです!
2000%恋人の比較対象が父になる
そんな風に育ち、妙齢になってしまったよく言えば「父と仲の良い娘」、裏を返せば「ファザコンクソ女」は、2000%恋人、もしくは恋人になりそうな男性と父親を比べます。
ことあるごとに(お父さんだったら…)と考えるのです。
性格、趣味、喋る量、喋り方、喋る内容、仕事、考え方、優しさ、年収、身長などなどなどなど.....
父の悪いところは棚に上げて、比べまくってしまうのです。悪気は全くありません。完全に自動で脳みそが秤にかけるのです。
そして思う
「ん〜なんか違うな」
と。
どう克服するのか
娘に対しての【優しさ】と恋人への【優しさ】は別物である
冷静に考えれば当たり前なのですが、父が優しく、わたしの気持ちをよくわかり、尽くしてくれ、わたしが父の気持ちもよくわかったのは「遺伝子のつながった親子だから」なのです。
そこには無償の愛と理屈じゃない繋がりがあったんだよね。
他人に同じレベルの愛や共感、(年収)を求めるのは、難しいことだよね。うん。わかってる頭ではわかってんだよ…。
マザコンの男性とお付き合いして反面教師にする
これ、絶対効果あると思うんですよね。
いやじゃないですか、だって。肉じゃが作って「うちの母の味付けと違うんだけど…」って言われるのとか。
と言ってもわたしはマザコンの男性と未だに出会ったことがないので、もっと男性と出会う母数を増やさなきゃどうにもならないと思います。
個人の良いところをどんどん見つける考え方を身につける
生きていく上でもすごく大事なことだと思います。
人は人、あの人はあの人、父は父、自分は自分ってことですね。
自分と他人のいいところや悪いところを比較してもしょうがないし、他人と他人を比較しても、ましてや実の父と比較したってしょうがないわけです。
いくら父親とスペックが99.99%似通った人であっても、確実に父とは別の人間なわけで相違点はでてきます。
似ていれば似ているほど、違う面を見たその時に幻滅してしまいます。だったらやっぱり、比較なんてやめてどんな相手であろうが良いところにどんどん気づけるようになりたいものです。
その方が絶対幸せに世の中をサバイブしていけると思う。
まとめ
- 優しすぎるお父さんは恋人作りに影響してくる
- 「ファザコン」は体裁がいいので治すのが難しい
- 克服するには人の良いところをどんどん見つけられるようにすることが第一歩!
ということでした。
今ファザコンで悩んでいるあなたも、ぜひ前向きに考えてみてください。
わたしも完治させるべく、頑張りますよ!